「ツイートを開く」機能
本文(上)、リツイート(下) |
妙にリアルな夢だったんですけど、実際なってないので、あれは夢だったんでしょう。そういうこともある。
例えばこれが正夢になった場合もそうですが、それ以外にもいくつか問題がありました。
- Twitter以外のサービスを表示するプラグインが生成するメッセージは、全文を表示するには長すぎる本文を持っていることがある
- 詳細画面でだけ表示したい細かな情報がある
ツイートは、本文以外にも様々な情報を含みます。タイムラインに全ての情報を表示することはできません。既に、位置情報や投稿に使われたTwitterクライアント名を表示するmikutterプラグインもあるのですが、それらを全て出すと、かなりの量です。一覧性が下がるのは嫌だけど、たまに見たい情報というのは、意外とあるのです。
今回追加したのはツイートタブ機能です。プロフィールがユーザのタブなので、それと対比して考えるとわかりやすいかもしれません。
例えば最初の画面ではツイートの本文ですね。今の所タイムラインのツイート本文を省略する機能はありませんが、これなら行数が多くても大丈夫そうです。
リツイート画面は、このツイートをリツイートした人の一覧です。ダブルクリックでそのユーザのプロフィールを開けます。
この画面内のタブですが、プロフィールがそうであるように、他のプラグインが新しいタブを追加できます。翻訳などの外部サービスに投げた結果を表示するタブなど、いろいろと使いどころがありそうです。
in reply to
リプライ(上)と引用(下)はそれぞれ別の色を割当可能 |
mikutter 3.4からは、リプライも共通のパーツを使います。全く同じだと当然見分けが付かないので、小さいアイコンを表示するのと、背景色も変えています。色は設定で変更できます。
そして、このパーツはサードパーティプラグインからも利用できます。用途は…正直これといった方法が思いつきませんが、(サードパーティプラグインから利用できるようにすることは)要望があってやったことなので、きっとステキなプラグインが登場するのでしょう(楽しみだなあ)
その他小さいこと
大きくはこの二点ですが、他にも小さい変更がいくつかあります。動画がとりあえず見れる
mikutterでは動画のURLをクリックしてもそのサムネイルしか見れませんでした。これの何が一番問題かというと、それが動画なのかどうかがわからないし、わかったところでmikutterの標準プラグインでは決して見ることができないということです。実はこれも今回で何かしたかったのですが、話が大きくなるので、今回はとりあえず、動画のURLをクリックしたらブラウザで開くようにしておきました。mikutter上ではないですが、ひとまず動画にアクセスする手段を得ることができたということです。
Ruby 2.1以降の機能を使用(2.0以下では動かない)
Ruby 2.0のメンテナンスが2/24で終了しています。mikutter3.3では引き続きRuby 2.0でも利用できますが、mikutter3.4はRuby 2.1以降のみとなります。ほとんどの人は困らないと思いますが。プラグイン開発者も、Ruby 2.1で追加された機能を利用することができます。
プラグイン依存関係マップ
--plugin=オプションを使うと、mikutterがそのプラグイン(と、依存する全てのプラグイン)だけをロードして起動しますが、依存関係を再帰的にたどっていくので、実際にロードされるプラグインを推測するのが大変でした。そういうわけで、依存関係を出力するサブコマンドを実装しました。出力はDOT形式なので、画像にコンバートすることもできます。
アルファ版のバージョン表記に対応
mikutter 3.3までのα版は、3.3.0と表記されていて、不安定版と区別が付きませんでした。3.4からは、alpha<番号>と表記されるようになりました。
書き忘れていること
思い出したら追記しますいつ
現在はリプライ宛先の表示と、ツイートを開く機能を作成中です。メインの変更が両方実装中〜!ツイート開く方はマジでTwitter社が夢でも見てたようなので今回はExperimentalでも良いんですが…いや、作りきろう。年度末忙しくてアップデートが滞ってた間に結構開いたので、できるだけ早く一旦区切りをつけようと思います。